土佐第2回  
 土佐第2回  18年4月1日〜4月2日 長い道も土佐修行の道場に入り、室戸岬へ 24番・25番  くもり・雨

 東洋大師→(2k)→伏越岬→(9.5k)→佛海庵→(6.4k)→尾崎→(2.2k)→夫婦岩→室戸(泊)
                                  歩行距離 20.1km/所要時間6時間30分

 宿→夫婦岩→(4.1k)→椎名→(7.9k)→蔵洞→(1.4k)→室戸岬→(0.5k)→登山口→(0.7k)→24番最御崎寺→
 (1.7k)→スカイライン登り口→(5.1k)→25番津照寺

                                  歩行距離 21.4km/所要時間8時間25分

11時40分 東洋大師出発。海水浴場で昼食。ひたすら国道55号線を歩いて行きます。
 途中の看板に、24番最御崎寺まで33kmとあります。

ごろごろ浜で休憩。この浜は、波が寄せたり返したりする度に、石がゴロゴロと押され
 戻される為に丸くなっています。昔の遍路たちは、波の音におびえて、先を急いだと
 あります。皆、丸い石を拾ってバスに乗せていました。私も2ケ持って帰りました。

ごろごろ浜


夫婦岩
予定を変更して、先に24番最御崎寺を参拝します。夫婦岩の
 手前からバスに乗って登山口まで行き、急な坂道を登ります。
 亜熱帯植物があり今までと違い何か不思議な所に来た気分です。
 室戸岬は、平均気温16度もあり、植物は南国の島のようです。

一本道ですが、急な為に息が切れます。途中で休憩。太平洋
 一面が見渡せます。すばらしいパノラマです。
 

最御崎寺への坂道

24番最御崎寺に到着。境内の中央に鐘石(かねいし)があります。叩くとカンカンと高い
 鐘のような音がします。この音色は、極楽浄土まで届くといわれています。


本堂・大師堂を参拝して、宿坊へ行きます。宿坊は、ユースホステルと兼用になっていて
 非常にきれいです。風呂に入って夕食。住職の奥さんの接待と食事がすばらしいです。
 お薦めの宿です。民主党の管直人さんが泊まった写真がありました。
 
朝6時「お勤め」。女性のご詠歌の声が澄んでいてすばらしい。朝食を7時に済ませます。
 雨の中スカイラインを下ります。せっかくの太平洋が見えません。

24番最御崎寺


青年大師像
バスで夫婦岩まで帰り出発。歩いていると、現在人気の室戸の海洋深層水の工場が
 たくさんあります。
休憩している時、千葉の大学生が追い越して行きました。
 11時ごろから風が強くなって台風なみの雨風です。誰かの菅笠が飛ばされました。


道路沿いに巨大な青年大師像があります。高さ21m。弘法大師が青年時代に修行の地と
 して選び、多くの語りを開いた場所です。木片に残された大師の手形もあります。


御厨人窟(みくりやじんくつ)。
 大師が1200年前、ここで修行中に明星が口の中に飛び込み、悟りを開いたといわれてい
 ます。また、ここから見える
空と海に感銘を受けて、空海の名前を付けました。
 拝観は自由です。空海が修行した場所に一度は座って見たい気持ちになります。

空海は修行中に「法性のむろ戸といへど 我すめば 有無の波風よせぬ日ぞなき」と
 詠んでいます。19歳でこの洞窟で修行ができるのがすばらしい。

近くの「ニュー室戸」で昼食。食事をしながら海を見ると、すごい波が岩にたたきつけ
 られています。笠をバスの中に置いて出発。中岡慎太郎像の下を歩いて行きます。


御厨人窟


25番津照寺
14時30分25番津照寺に到着。本堂は正面125段の石段を上り切った所にあります。石段の
 勾配はきついので手すりを持って登ります。途中に、竜宮城のような仁王門があります。

このお寺は、土佐藩主・山内一豊が沖で暴風雨にあった時、本尊が僧に姿を変え舵をとって
 救ったとあります。それ以来本尊は、別名揖取地蔵菩薩(かじとりじぞうぼさつ)といわれて
 います。漁師の人々から厚い信仰を受けています。

先着の団体が終わるのを待って全員で参拝。一泊二日で雨はさすが疲れました。もうこれ
 以上歩きたくない気分です。2ヶ月間一人で遍路をしている人はそうとう強い意志がなけ
 ればできないと思います。
15時30分バスに乗って帰宅。