阿波第9回  
 阿波第9回  18年1月8日 阿波の国が終わり、辺地修行の長い道のはじまり 晴れ                 
 23番薬王寺→(2.3k)→レストランはるやま→(1.7k)→日和佐トンネル→(4.7k)→牟岐町境→(3.5k)→
 小松大師→(3.3k)→牟岐駅(4.6k)→鯖大師本坊        歩行距離 20.1km/所要時間6時間


10時 道の駅日和佐で体操をして出発。29人。徳島は本日で最後とのことです。
 23番
薬王寺から室戸岬の24番最御崎寺(ほつみさきじ)まで84km。約4日かかります。
 
薬王寺を出てすぐに、善根(ぜんこん)宿の橋本が有ります。善根宿とは、歩き遍路に宿と
 食事を無料で提供してくれます。橋本は少し変わっていて、マイクロバスを改造して宿泊
 できるようにしています。テレビにも紹介されています。遍路には利用しやすい宿です。

昼はレストランはるやまで食事となっていましたが、潰れて店のみが残っていました。
 バスで日和佐まで帰り、別のレストランで食事。食堂の二階から薬王寺の参道が見え、
 初参りで人が多く出ていました。

食事が終わり、バスの中で一人づつ巡拝センターから「阿波一国完歩証」を貰いました。
 久しぶりの表彰で、うれしかったです。

道端のお地蔵さん


牟岐駅
日和佐トンネルは690mあり、向こうに明りが見えますが、なかなかトンネルをぬけられ
 ません。外車がすごい排気音を出して走って行きびっくりしました。一人トンネル内で
 二列になる人がいます。注意しようと思いましたが、元警察官なので止めました。

JR牟岐線に併走して国道を歩いて行きます。町並みの中に牟岐駅があり休憩。
 正月に食べすぎと運動不足で体重が増え、体が重く足が上がりません。休憩すると、
 もうこれ以上動きたくない気分です。
 

牟岐駅から7kmにわたり入り組んだ海岸線が続きます。坂が八カ所、浜が八カ所連続で
 続き、八坂八浜と呼ばれています。
 

最後に、別格4番鯖大師本坊を参拝します。先達さんの話では鯖にまつわる伝説は各地に
 あり、ここが本当の場所なので鯖大師本坊と名付けたそうです。朝の勤行(ごんぎょう)
 がすばらしく是非、宿泊して下さい。護摩供養もあります。

鯖大師本坊のお話。
 通りかかった馬子に馬の積荷の塩鯖が欲しいと乞いましたが、口汚くののしられ断わら
 れます。馬引坂まできた時、馬が急に苦しみだし、先程の坊様がお大師様と気づいた
 馬子は鯖を持ってお詫びし、馬の病気を治してくれるよう頼みます。お大師様がお加持
 水を与えると、馬はたちまち元気になりました。お大師様は八坂八浜の法生島で塩鯖を
 お加持すると生きかえって泳いでいきました。本堂横には、石の鯖が奉られています。

 鯖を3年間絶ちご祈念すると願い事が叶い、病気が治り幸福になれるといわれています。
 
八坂八浜


別格4番鯖大師本坊
四国別格20霊場
 四国88カ所を回る時、一緒に別格20霊場も回りましょう。少し日数的に多くなりますが、
 違った良さがあります。個人的な意見ですが、四国88カ所は参拝客が多く、お寺自体観光
 化していて、納経帳でも「書いてやっている」と言う印象が強いです。別格20霊場は、
 木々が自然のまま残り、
朱印してくれる方も、笑顔で親切に応対してくれます。自然と、
 もう一度来たくなります。88カ所の納経所も接待の心で接すれば、二度・三度と、もっと
 遍路にくる人が増えると思いますが。

 88+20=108で「百八煩悩消滅の旅」。別格は四国一周して、お寺の名前の入った珠ひとつ
 ずつ集めていきます。念珠ができあがった時は、すばらしいです。