阿波第7回  
 阿波第7回  17年11月6日 深山幽山の登坂路 21番〜22番 雨
 20番鶴林寺→(2.5k)→水井橋→(4k)→21番太龍寺→(4.2k)→龍山荘→(4k)→大根峠→(3.5k)→22番平等寺
                                歩行距離 18.2km/所要時間9時間25分


朝から雨なので、カッパの準備をして出かけます。
 
鶴林寺の駐車場で体操をして、宿坊横の急な坂道を下ります。階段状の下りはきつく、その
 うえ長いです。雨なので何度もすべりそうになります。最初からバスに乗っている人が2名。
 私も足が痛いのでバスに乗りたい気分ですが。

さらに先へと続き、那賀川に架かる水井橋を渡ります。最近、アザラシのナカちゃんが那賀川
 に出て人気者になっているようです。

そのうち、太龍寺への登りになって行きます。鶴林寺と違って、緩やかな登りなので比較的
 楽な気分ですが、雨で下着はベトベトです。途中、東屋で休憩。先に進むと、登りがだんだん
 きつくなって、皆遅れだします。先達さんの後ろに付いているので、なんとかがんばれます。

20番鶴林寺坂道


21番太龍寺
舗装道を上がり、山門が見えた時はホッとしました。太龍寺は、「西の高野」といわれ
 高野山の奥の院と同じ造りの大師堂があります。
 

21番太龍寺は山上とは思えないほど広く、観光客の姿も多いです。太龍寺の見どころは、
 納経所の横の
「龍天井」です。天井に竹村松領作の龍が描かれています。
 また、鷲敷(わじき)町から日本初の山越え川越えロープウェイがあります。
 
ロープウェイの昇降口で昼食。先に団体の遍路の人達がいて、外での食事。冷たい弁当
 ですが全部食べました。店の人が熱いマッタケ茶を接待。おいしかったです。

ロープウェイ山頂駅の横から遊歩道があり、20分ほど歩けば弘法大師が19歳の時に修行
 したという、舎心ヶ岳(しゃしんがたけ)があります。


弘法大師が、
山岳修行の虚空蔵未聞持法という記憶力を増進させ、判断力を身につける
 真言密教の秘法を実修された場所です。
 中国に留学して仏典だけではなく、文学・天文工学・医学等を単期間で身につけ高野山
 に真言密教の根本道場を開くことかできたのは、ここでの修行が多大な役割を果して
 います。


舎心ヶ岳の大師像


22番平等寺仁王門
太龍寺を後にそのまま長い下り坂を行きます。すごい滝の様になって雨水が道路に流れて
 います。香川県では見られない水の量です。阿南市が選挙なのか選挙カーが走っていまし
 た。道の駅わじきで休憩。コーヒーを飲み出発。大根峠という小さい峠を越えます。

16時40分 22番平等寺に到着。田んぼの中に建つ仁王門は、ひときわ目をひきます。
 平等寺は厄除けにご利益があるとされています。本堂に上る石段の左下に「白水の井戸」
 があり、万病に効く「弘法の水」、または開運の霊水とされています。弘法大師が掘った
 時は乳白色だったといいますが、いまは無色透明です。


人生晴れる日もあれば曇る日もあります。(瀬戸内寂聴さんの法話より)
 物事は全て移り変わっていきます。それを無常といいます。これが仏教の根本思想です。
 たとえ今がつらくても、同じ状態は長く続きません。日記の最後に書いていましたので。