四国別格二十霊場  


四国別格20霊場

 四国別格霊場は、木々が自然のまま残り、何度も行きたくなります。
 特に、3番慈眼寺の穴禅定・4番鯖大師本坊の護摩供養・7番出石寺の紫陽花・10番興隆寺
 の紅葉参道・13番仙龍寺の滝・ロープウェイで行く15番箸蔵寺などが印象的です。
 また、18番海岸寺は上がって見学もでき、すばらしいお寺です。

 二十の霊場をお参りすれば、お寺の名前の入った念珠ができます。

 2008年はうるう年で逆打ちの年です。四国88カ所と一緒に別格も逆打ちでお参りします。


第1番 大山寺(たいさんじ) 2007年8月4日

大銀杏

大先達の石原満治さんと一緒に別格を巡拝しました。

左は、大山寺の大銀杏です。

右は、400年の伝統がある「力餅」です。大鏡餅86kg(三方を合わ
 せて169kg)を抱えて歩く距離を競うもので、87番長尾寺も有名
 です。

開運招福・男女縁結びの寺として知られています。


力餅

第2番 童学寺(どうがくじ) 2007年8月4日

2番童学寺

弘法大師が幼いころ、この地で書道や密教の学問を修得された
 ところです。
 

いろは歌もここで作られたと云われています。

納経所裏には、大師が硯の水を求めた泉があり、書道上達の
 霊水として伝えられています。現在、念珠の親玉はここで頂く
 ことが出来ます。



境内

第3番 慈眼寺(じげんじ) 2007年8月4日

権頂の滝

慈眼寺への途中で、潅頂(かんじょう)の滝があります。落差は
 70mあります。
昔、弘法大師がこの滝で修行したといわれてい
 ます。


慈眼寺は、穴禅定で有名です。団体で一人1000円です。何度も
 マスコミに取り上げられています。感動しますので、お遍路の
 方は一度は入って、参拝して下さい。

今回は17人なので、1時間30分掛かりました。前回は2人でした
 ので、40分で出られまして。5人位が一番良いと思います。
 また、穴の中での雨も大変でした。


3番慈眼寺

第4番 鯖大師本坊(さばだいしほんぼう) 2008年7月12日

4番鯖大師本坊

今から1200年程昔の事です。この地を訪れた弘法大師が、馬の
 背に塩鯖を積んだ馬子に出会い、塩鯖を乞われましたが、のの
 しられ断られました。馬子が坂まで来たとき、馬が急に腹痛で
 苦しみ倒れ込みました。馬子は懺悔し大師に鯖を献じ、馬の病
 気を治して下さるように頼みました。大師は馬にお加持水を与
 えると元気になり、塩鯖を海中に放ちお加持すると蘇り沖に泳
 いで行きました。そこで発心した馬子は出家し、大師の弟子と
 なり庵を建てて人々の救いの霊場としました。これが鯖大師の
 由来です。

鯖を3年間絶ってご祈念すると願い事が叶い、病気が治り、幸
 福になれるといわれています。

境内には鯖を右手に持った大師像が建っています。朝の護摩供
 養が有名です。




第5番 大善寺(だいぜんじ) 2008年7月6日

5番大善寺

高知県で別格は、この大善寺のみです。お寺は、小高い場所に
 有り、須崎漁港が見渡せます。須崎漁港は、高知県一の良港と
 して知られ、カツオ漁業の本拠地で
した。


かつてこの海岸線は、波にさらわれ溺死するものが多く、「土佐
 の親しらず」と呼ばれる難所でした。そのため大師が、水難防止
 を祈願したのが寺の起こりといわれています。それ以来事故も少
 なくなったとのことです。



5番大師堂

第6番 龍光院(りゅうこういん) 2008年7月5日

6番龍光院

歩き遍路で来たことがあります。宇和島駅から徒歩5分位の
 市内の中心部にあります。あまり参拝客はいません。


寺からは、宇和島城が一望できます。宇和島城は、伊達政宗の
 長子秀宗が10万石を賜り初代城主となっています。この寺は、
 宇和島城の鬼門の鎮として、藩と領民の安泰と繁栄を守護する
 伊達家祈願寺と定められています。


境内には芭蕉の句碑があります。


6番大師堂

第7番 出石寺(しゅっせきじ) 2008年7月5日

参道のあじさい

先に電話を掛けてあじさいの開花を聞いてきましたが、まだ少
 し早かった気がします。15日以降が見ごろと思います。でも、
 カメラで撮っている人が大勢いました。

山頂820mに有り、瀬戸内海を見渡せる絶景地です。早朝には
 雲海が見渡せます。

以前来た時は、八幡浜から登り、広い道路でした。今回は、カ
 ーナビで登った為に長浜の細い道を通り大変でした。


7番出石寺

第8番 十夜ヶ橋(とよがはし) 2008年7月5日

8番大師堂

今から1200年前、お大師様がこの辺りにさしかかった時、泊ま
 る所も無く小川に掛けた橋の下で野宿されました。わずか一夜
 でありましたが、十夜にも感じられる思いで過ごされました。
 これらから、十夜ヶ橋の名が付いたといわれています。

 ご詠歌「ゆきなやむ 浮世の人を 渡さずば 
     一夜(ひとよ)も十夜(とよ)の 橋と思ほゆ」

お遍路さんが、橋の上を通る時、杖をつかないという風習は
 お大師様を橋の上から杖で突くという失礼なことをしない
 いう思いから起こったものです。


寝ている大師像

第9番 文殊院(もんじゅいん) 2008年5月31日

9番文殊院

文珠院は、四国遍路の開祖衛門三郎の屋敷跡に建てられたお寺
 です。

伊予の国に衛門三郎という欲深い長者が住んでいました。弘法
 大師がみずぼらしい格好をして訪れた時、衛門三郎は鉄鉢を取り
 上げ投げつけ、鉄鉢は八つに割れてしまいました。翌日から8日
 間に8人の子供達が次から次へと亡くなりました。自分の罪の深
 さに目覚めた衛門三郎は改心し、四国巡錫中の大師のあとを追う
 が巡り会うことが出来ませんでした。21回目の時、焼山寺の麓で
 病に倒れます。その時、枕元に弘法大師が現れ、自分の罪を
 びます。
 
近くに八ツ塚集古墳(衛門三郎の子供の墓)があります


八ツ塚集古墳

第10番 興隆寺(こうりゅうじ) 2008年4月20日

紅葉参道

田園畑を抜け、山へと登って行きます。駐車場は広いです。

駐車場から橋を渡り、牛石・千年株といろいろなものを見なが
 ら、石段をゆっくり歩いていきます。本堂まで20分。紅葉の参道
 を行きます。秋に来れば、すばらしいと思います。

参拝客は一人。納経所で朱印を押してもらい、お守りを買って
 帰ります。

10番延命寺

第11番 生木地蔵(いききじぞう) 2008年4月20日

霊木と楠大明神

この楠の大木は周囲9〜10mで樹齢約1200年以上と言われていま
 す。元は本堂と大師堂の間に立っておりその中に延命地蔵菩薩
 が刻まれていました。生きた木に刻まれていたので生木地蔵」(
 いききじぞう)と言われています。肩から上の病気に霊験あらた
 かです。昭和29年の台風により倒れましたがお地蔵様は無事で
 現在本堂に祀られています。大木は本堂左手に横たわって祀ら
 れています。
 

どこにあるかと探していると、県道48号に看板が有り、曲がる
 とすぐに有ります。仁王門もなく田んぼの中のお寺という感じ
 です。


11番生木地蔵

第12番 延命寺(えんめいじ) 2008年3月23日

12番延命寺

四国を巡錫中の弘法大師が修業の証として一本の松を植えられ
 ました。再び訪れたとき、松の下に足の不自由な人が苦しんでい
 るのを見て、千枚通し霊符を創札され、一枚を授け加持すると全
 快しました。これより千枚通しの名が全国に広がり千枚通し本坊
 として有名になりました。

寺宝として当時の千枚通しの霊符が現存しています。霊符を朝
 な夕な至心に祈念しつ、頂けば諸々の病苦を除かれるは勿論、産
 気の折り安産せられるとの御誓願があります。
 
この松は「土居のいざり松」と呼ばれ親しまれていましたが昭和
 43年暮れに枯れてしまい現在は巨木の幹が横たわっています。
 明治の頃には直径5m、東西30m、南北20mに及んだそうです。

病気の母に、千枚通し霊符を買って帰りました。毎日お茶と
 一緒に飲んでいます。オブラートみたいなものです。


イザリ松

第13番 仙龍寺(せんりゅうじ) 2008年3月23日

参道は急坂

御本尊は「厄除大師」「虫除大師」として名高く、第65番三角寺の
 奥の院であり四国霊場八十八ヶ所の総奥の院ともなっています。
 
御堂は深い谷の上にまたがって立つ舞台造。寺の周囲は険しい
 崖にうっそうとした原生林に囲まれ、大師自ら身を清めたと伝わ
 る清滝(落差30m)のほか、玄哲坂、仙人堂、不動堂、蟹淵などが
 残っています。


本堂に上がり畳の上で座って参拝します。大師堂は、弘法大師
 が座っていた、岩肌が見えます。

本堂まで車で行けるのを思い出したのですが、下の駐車場に止
 めました。秋には、紅葉と滝がすばらしいです。急な参道を歩
 いて行き、上に着いたら何台かの車が有りました。


13番仙龍寺

第14番 椿堂 常福寺(つばきどう じょうふくじ) 2008年3月23日

14番椿堂

四国巡錫中の弘法大師がこの庵を訪れ、当時この地方で熱病が
 流行。村人を苦しめていたのを知り、村人をこの庵に集めて手
 にした椿の杖を土にさし祈祷し、病を杖とともに土に封じて去
 って行きました。後にこの椿の杖から出た芽が大樹となりまし
 た。現在の椿は三代目と云われて、老木ながら毎年多くの花を
 咲かせます。

大師の御霊徳にうたれた人々は、この椿を「大師お杖椿」として
 信仰の対象にし、この庵を椿堂と呼びこの地方の地名ともなっ
 ています。

この椿が病気に効くと聞き、葉を10枚程持って帰りました。
 プールでこの事を話したら、すぐに無くなりました。


おさわり大使

第15番 箸蔵寺(はしくらじ) 2008年3月16日

箸供養

この箸蔵寺は600mの山頂にあり、ロープウェイで行きます。
 金比羅宮の奥の院で神仏混合のお寺です。神様・仏様どちらで
 参拝してもかまいません。左甚五郎の弟子の彫り物はすばらしく
 境内では安全の為に、ロウソクも線香も使用できません。

年間を通して数多くの法要があり、特に「箸供養」は全国的に有
 名です。売店には、いろいろな箸が売られています。
  

別格ってかわいそう。2時間程前に、第66番雲辺寺のロープウ
 ェイに乗って参拝してきました。20分間隔で乗車できますが、
 100人乗りが積み残しとなり、臨時便を出しました。箸蔵寺のロ
 ープウェイは、私一人でした。でも、別格はすばらしく箸蔵寺は
 5回目の参拝となります。
  


15番大師堂

第16番 萩原寺(はぎわらじ) 2008年3月16日

仁王門

萩原寺は別名「萩寺」として萩が有名で、秋には観光客が多く
 見学に来ます。
 

仁王門の屋根は本瓦葺きで、門としては珍しい寄棟造りで三間
 一戸八脚門となっています。また、
奥の客殿は菊の家紋をつけ
 屋根は茅葺きとなっています。

店の人が「今も雲辺寺からバスが横の道路を3台通って行った。
 寄ってくれれば良いのに」とさみしそうに話をしていました。
 

16番大師堂

第17番 神野寺(かんのじ) 2008年3月16日

弘法大師像

満濃池の側にあるお寺です。別格のカタログの表紙に掲載され
 ている弘法大師が左の銅像です。今までどこの像か悩んでいま
 したが、見つけた時は、うれしかったです。

満濃池は日本一の灌漑用のため池です。洪水により何度も決壊
 し、工事は困難を極めましたが、821年、弘法大師が監督として
 迎えられ「逆アーチ型」の堤防を築くことにより、わずか三ヶ月
 で完成させました。

香川県は昔から水不足で、米が取れなくて困っていました。満
 濃池
のおかげて、現在でも多くの人が助けられています。
  周囲20kmの池をみれば、弘法大師の偉大さを感じます。


満濃池

第18番 海岸寺(かいがんじ) 2008年2月24日

金剛力士像

私がお薦めする一番のお寺です。お寺の中を自由に見学でき、
 多数の書籍があります。住職の高橋厚温さんの発行している、
 「まんだら教報」はすばらしいです。無料で頂きました。

普通山門には、一対の金剛力士像があります。ここは、琴ヶ浜
 ・大豪の力士像が立っています。


弘法大師の母である玉依御前(たまよりごぜん)がこの地に産屋
 を設けて大師を出産しました。今は、大師の誕生所が第75番
 善通寺で産屋が海岸寺となっています。
 

道路を隔てて西側に奥の院があります。そこには産屋跡や大師
 堂があり、大師童形の御姿像、両親の佐伯公夫婦像が祀られて
 います。弘法大師を崇拝されている方は、是非とも訪れ
てみた
 い所です。
 

奥の院大師堂

第19番 香西寺(こうざいじ) 2008年2月17日

19番香西寺

高松市西部にあるお寺で、あまり特徴はありません。納経所は
 いつも人がいなくて、呼び鈴で
呼びます。お守り等はたくさん
 あります。

本堂はりっぱですが、ここの大師堂も普通の民家みたいです。


19番大師堂

第20番 大瀧寺(おおたきじ) 2008年3月4日

20番大瀧寺

香川県塩江温泉から入れば、ブナの自然樹とか有り景色は良いの
 ですが、徳島県脇町の夏子休憩所よりの方が安全です。


2月16日 車で行きましたが、途中で路面が凍っていて断念。
  3月4日 やはり少し道路に雪が残っていましたが、なんとか参拝
 できました。


この大瀧寺は、何も特徴はありません。別格20ケ寺中で一番高い
 所にあるお寺位かなあ(940m)。



20番大師堂